図書館概論レポート
もくじ
通信教育のサイトの掲示板に大学の事務局より
レポートをネットに出すとそっくりコピーして提出し
再提出になる方がいらっしゃるようです。
掲載はあまり望ましくない雰囲気です。
しかし私はいくつかのブログを参考にさせていただいています。
通信教育で他の人の様子とかわからないし、モチベーションは上がらないし
レポートが進まなくなってしまったときなどもありがたい存在です。
その「いくつかのブログ」の1つになれば、うれしいです。
レポートにつきましてはくれぐれも参考としてご覧いただきますよう
お願いします。何かあっても責任は負いかねます。
※すみませんが今回、固有名詞等は伏せさせていただきます。
説題
公共図書館を1つ選び、レポートを作成しなさい。以下について記入すること。
・図書館の正式名称と所在地
・立地、予算、蔵書数、年間貸出数、業務別職員数(内、過去数年間の採用者数、
司書資格有資格者数)、収容座席数
・図書館サービスの種類と内容
・見学先の図書館に期待すること、改善すべき点、全体の感想等。
図書館概論レポート
1.はじめに
○○県〇○市にある○○図書館でお話を伺った。
正式名称と所在地は以下の通り。
名称 ○○市立○○図書館
所在地 ○○県○○市・・・
2.○○図書館の概要
①立地
△△駅から約1.1kmで市役所旧庁舎が向かいにあり、利用しやすい立地である。
駐車場は67台、満車の場合は市役所旧庁舎の駐車場を利用することが出来る。
②予算
予算公開できる範囲でということで教えていただいた。
○○市図書館は指定管理者が運営しているため、図書館のための予算
=「委託費」になるとのこと。
令和元年度予算 ¥○○○,○○○,○○○(指定管理委託料)
③蔵書数
○○○,○○○冊・点(令和2年3月31日時点)
年間増加数
平成31年3月31日から令和2年3月31日までに増加した資料数は
○,○○○冊・点
年度によってばらつきがあり、平成29年3月31日から
令和2年3月31日の3年間では年間平均○,○○○冊・点増加している。
貸出数
○○○,○○〇冊・点(平成31年4月1日から令和2年3月31日)
④業務別職員数
図書館業務スタッフ 15名(うち司書有資格者 12名)
配架スタッフ 1名
施設管理、配送スタッフ 1名
過去3年の採用数は2名
⑤座席数 331席
3.サービスの種類と内容
○○市図書館では○○市民だけでなく隣接する市に在住の人や○○市に仕事や学校で
通っている人も利用カードを作りことが出来る。
基本的なサービスとしては、貸出、予約、リクエストがある。
図書、紙芝居については点数制限なしで、雑誌は3冊まで2週間借りることが出来る。
DVDは1点まで、CD・カセットテープは4点まで、ビデオテープは点数制限なしで1週間借りることが出来る。
返却については市内の分館のどこに返却しても処理してもらうことが出来る。資料が貸出中の場合は館内の検索機や、インターネットから予約することが可能である。図書館に資料がないときはリクエストを出すことで購入または他の図書館から借りるなど対応してもらうことが出来る。
パソコンが2台設置されており、1回30分1日2回までインターネットで閲覧することが可能である。
団体貸出で市内の小中学校や福祉施設に100冊を上限に1カ月の貸出しがされている。
館外サービスとしては3・4か月児健康診査の際にブックスタートということで読み聞かせが行われている。
また市内小中学校の依頼に応じてブックトークや読み聞かせをじ実施している。地域の教育機関との連携が感じられる。
更に○○市立図書館では電子図書館が導入されている。電子書籍のほかにも市内観光パンフレットなどが公開されておりそれについてはログインなしで誰でも閲覧することが出来る。
4.期待すること、感想
新しく入った資料や、おすすめ本はカウンター付近でコーナーになっており親しみやすい印象が感じられる。
雑誌も充実しており映画などの視聴覚資料も多く取り入れており魅力ある施設ではないかと思われる。
1点気になるのは図書館のHPのレファレンスに関して、「簡易なものに限ります。」となっている所である。コロナウイルス感染症対策のためとなっているが調べものに関しては弱さを感じる。
××県に先がけて電子図書館が導入されており、春期のコロナ渦のための長期休館の際もその中での貸出は可能であったことについては評価できるのではないであろうか。
○○市民でなくても隣市の利用者もリクエストを出すことが出来、その点でサービスに差がない。
ただ電子図書館については○○市民と通勤通学で通っている人に限られるのが残念なところである。まだまだ利用者が少ないのが現状とのことなのでコンテンツの充実や広報活動など利用者数を伸ばしていくことも1つの課題ではなかろうか。
現在はコロナウイルス感染症拡大防止のために利用時間の目安等、制限が設けられている。入り口にサーモカメラが設置され、職員が1人待機しておりここでまずカードをスキャンされ滞在時間の目安が2時間と告げられる。最近数回足を運んだが利用者は少なく感じられた。感染症拡大防止のための対策はしっかりされていると思われるが世の中が大きく変わる今、図書館のあり方も考えていかなければならないのかもしれないと考える。とりあえず、せっかく導入されている電子図書館の利用拡大が望まれるところである。
コロナ渦ということで、人が集まる場所としての図書館から更なる進化が求められてくるのではないか。
参考文献 猪谷千香『つながる図書館』
利用案内の写真を添付しました。